店舗リフォームに使える補助金の要件|注意点と役立つヒント12選

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店舗設計・内装工事

広島で店舗設計・内装工事・リフォームをするならSAディールへ

店舗設計・内装工事

広島エリアの店舗やクリニック・医院、オフィスを専門として、店舗設計・内装工事から開店準備まで総合的にサポートしております。ヒアリングからお引き渡しまで一つの窓口で対応するので、たくさんの業者とやり取りする煩わしさもなく、ブランドイメージを大切にした店舗づくりが可能です。内装工事完了後のアフターサポートも充実!修理や改装、リフォームに関わる工事一式もお任せください。

このページでは、SAディールで施行するメリットと特徴、施工実績などについて解説しますので、ぜひ参考になさってください。

店舗設計・内装の施工事例

店舗設計・内装の施工事例|トヨタカローラ広島様

トヨタカローラ広島 イオンモール広島府中様

トヨタカローラ広島イオンモール府中店の新車展示場では、「気軽に見て、触れて、検討できる」をコンセプトに、内装設計・施工を担当させていただきました。スリムベゼルのサイネージモニターを複数連結し、トヨタが取り組んでいる次世代モビリティの情報を効果的に発信できるように、高さや配置を細かく調整して視認性を確保しています。

近代的なデザインと広々とした店内レイアウトは、ご家族連れのお客様でも入りやすい雰囲気です。

店舗設計・内装の施工事例|讃岐屋 イオンタウン楽々園店様

讃岐屋 イオンタウン楽々園店様

創業以来、広島で愛され続けるうどん店「讃岐屋」様のモール出店に伴い、店舗設計・厨房設計・内装工事のご依頼を頂きました。
木目や素材・配色バランスなど、細部まで計算しながら作り上げた和テイストの店内。一枚板の看板や南部鉄器による装飾、瓦屋根など目を引く仕掛けもあちこちに散りばめて。国産小麦100%の自家製麺、 こだわりの一番だしを心ゆくまで楽しめる空間に仕上がっています。

店舗設計の施工事例|N:by mylash様

N:by mylash様

まつげ・エステ・美容院など幅広く展開する"my lash"グループ初のトータルビューティーサロン「N:」の設計をさせて頂きました。
初のモール出店となるため、通常店舗との違いなどもしっかりと説明。効率のよい動線やさまざまな施術に対応する照明計画など、施術のクオリティを高めるための工夫を随所に散りばめています。

店舗設計・内装工事の施工事例|いっちゃん イオンタウン楽々園店様

いっちゃん イオンタウン楽々園店様

余計なものを使わず親子3世代が安心して食べられる、シンプルなお好み焼きを提供する「いっちゃん」。
ミシュランガイドに掲載されたこともある人気店のモール初出店に伴い、設計・内装工事のご依頼を頂きました。オーナーの意向で、「お客様の入りやすさ」「清潔を保ちやすいシンプルさ」「効率よく動きやすい動線」の3点に特に重きを置いて、設計・施工を行っています。

店舗設計・内装工事の施工事例|クリエイティブスタジオ イノセンス 白島店様

クリエイティブスタジオ イノセンス 白島店様

1日6組限定で、自然光をふんだんに取り入れた撮影、洗練された写真を残せる特別な空間「クリエイティブスタジオ イノセンス 白島店」。
新店オープンに伴い、設計・内装工事をご依頼頂きました。施主様と何度も協議と確認を繰り返しながら、目線や採光などの細部までこだわり撮影に特化した「非日常」をつくりだしています。

店舗設計・内装工事の施工事例|KAISOKUYA PRO ラクア緑井様

KAISOKUYA PRO ラクア緑井様

「健康で快適に歩くこと」をモットーにした快足屋ニューモデルの2号店。施主様のご要望に応じ、インダストリアルデザインをベースにビンテージ感の良い味を出しつつ、長期にわたり飽きが来ない、流行に左右されにくいデザインに仕上げました。
また、グリーンがとても映える仕上がりのため自然、環境、エコなどのイメージ訴求効果があり、インテリアやちょっとしたアイテムの演出でセンスを感じさせ、オシャレ感を出しやすく整えてみました。

内装工事の施工事例|ステップゴルフ広島紙屋町様

ステップゴルフ広島紙屋町様

広島市中区紙屋町にて広島初出展される全国100店舗超えのインドアゴルフスクール『STEPGOLF』の内装工事をさせて頂きました。
広島県旗艦店となる『STEPGOLF 広島 紙屋町』は東京の会社が設計された図面を元に、報告・連絡・相談を細かくしながら分離発注の業者様と連携しながら施工いたしました。
また、ステップゴルフとしては新しい業態となり“GOLF DE PICNIC”をコンセプトに、初心者から熟練者まで、ご自身が望むゴルフライフはもちろんのこと、ゴルフを通じて様々な楽しみや交流が生まれる空間になっています。

店舗やクリニックの新築は軽量鉄骨じゃないとできない?!

「店舗やクリニックの新築は軽量鉄骨じゃないとできない」とお考えではありませんか?実は特殊な技術を使えば、木造でも鉄骨造に匹敵するほどの広々とした大開口の空間を実現でき、コストも大幅に削減できます。

標準化・規格化された木造建築の設計・施工技術により、「高品質・低コスト・短工期」の建築を達成できます。

木の弱点を鉄で補強した特殊部材

自然に生えている木は縦方向に生えていて、柱として縦向きに使う場合には優れた強度を発揮します。しかし、梁として横向きに使う場合には、数十年に渡って荷重がかかるとたわみやすいという特性があります。 しかし、木の弱点を鉄で補強した特殊部材を活用すると、クリープ変形がほとんど発生せずに大空間を支えられる梁になります。

木造×鉄骨のハイブリット工法でさらに進化した木造建築

木造×鉄骨のハイブリット工法でさらに進化した木造建築

木造建築の可能性をさらに広げてくれる「木造×鉄骨のハイブリット工法」は、鉄の強度を加えた梁を活用し、柱や壁を極力減らした設計が可能です。この技術を採用した建物は、柱がない大空間、大きな吹き抜けや大開口の窓など、部材の強さを生かして広々とした空間設計が可能です。具体的には、柱と柱の間を最大10m(※1)まで広げられます。

また、バルコニーを柱なしで支える設計や、Ⅹ線撮影機器などの重い医療機器を天井に設置するなど、特殊な要件にも柔軟に対応可能で、天井高:最大4m(※2)の開放的な設計も実現できます。

木造×鉄骨のハイブリット工法

地震にも強い!耐震等級3を取得できる工法

単に部材の強度が高くて大空間を実現できても、地震に弱ければ意味がありません。しかし、「木造×鉄骨のハイブリット工法」は、地震のような瞬間的にかかる大きな力にも耐えられる強力な工法です。

弊社ではこの技術を用いて、「構造計算による耐震等級3」相当の建物を提供することが可能です。お客様のご要望や条件にあわせて最適なプランをご提案しますので、どうぞお気軽にご相談ください。

コスト削減と短工期を実現する「木造規格化工法」

コスト削減と短工期を実現する「木造規格化工法」

効率的に建築工事を行って生産性を向上させるには”規格化”がカギです。実は、設計・建材・施工が規格化された木造建築は合理的で、理想的な工法といえます。現代の木造建築では、構造部材の加工を高度なコンピュータ制御で行う「プレカット工法」が一般的です。

この技術により、プラモデルのように部材の精度が向上して品質が標準化され、現場での作業時間が大幅に短縮されます。そして、従来は職人による手作業で行っていた加工にかかる人件費を大幅にコストカットできます。

また、木造の方が軽量鉄骨より材料費を抑えられます。なぜなら軽量鉄骨は建材費に加え、防錆処理や耐火処理を施す分、建築コストが高くなるからです。さらに、木造建築は建物の重量が軽いため、低層建築であれば住宅レベルの基礎でも問題ありません。そのため、木造は基礎工事や地盤改良にかかるコストも抑えられます

さらに、木造建築は鉄骨造と比較して建築確認申請がスムーズです。この工法は木造×鉄骨のハイブリット工法ですが、木造として検査を受けられるため、確認申請期間を短縮できます。これにより、全体の工期を短縮できます。実際に、棟上げから完成まで約2か月というスピード工事でオープンした飲食店の事例もあります。

軽量鉄骨造と比較して20~25%程度コストカットした事務所の建築事例

下記に掲載している平屋の事務所は、先述した木造×鉄骨のハイブリット工法のコスト面のメリットにより、軽量鉄骨造と比較して20~25%程度抑えた予算で建築しました。2階建て以上であれば、コスト面でもう少し有利になると想定されます。

木造×鉄骨のハイブリット工法が選ばれる理由

1.コスト効率

鉄骨造と比較して建材費や施工費を大幅に削減できるため、予算内での建築が可能です。

2.短い工期

規格化された部材を使用するため、工期が短く、早期の営業開始が実現。

3.高い設計自由度

木造×鉄骨の長所を活かした工法により、広い無柱空間やデザイン性の高い建築が可能です。

4.環境への配慮

木材は持続可能な資源であり、建設時の環境負荷が低い点も魅力です。

木造×鉄骨のハイブリット工法で未来の店舗・クリニックを

木造建築は、鉄骨造に比べて軽量かつコスト効率が高いだけでなく、最新技術を取り入れてスタイリッシュな空間設計も可能です。
高品質・低コスト・短工期を実現する木造×鉄骨のハイブリット工法を活用すれば、ビジネスが求めるスピード感に対応できるでしょう。新築やリフォームを検討中の方は、ぜひ木造建築の可能性を見直してみてください。

木造×鉄骨のハイブリット工法の事例
木造×鉄骨のハイブリット工法で未来の店舗・クリニックを

店舗・クリニック・オフィスにおけるリフォーム施工事例

SAディールが施工した、店舗・クリニック・オフィスのリフォーム施工事例をご紹介します。

オフィスのリフォーム事例|SOWA税理士法人 八丁堀オフィス様

SOWA税理士法人 八丁堀オフィス様

SOWA税理士法人様より、八丁堀オフィス兼ギャラリーの内装工事をご依頼頂きました。
倉庫として使われていた部屋を工事するにあたり、イメージをつかめやすいようパースで視覚化しながらLEDを使用した照明計画をご提案。また、アクセントクロスやピクチャーレールをつけることでギャラリーとしても使用できるように施工しております。

クリニックのリフォーム事例|野田耳鼻咽喉科様

クリニックのリフォーム事例|野田耳鼻咽喉科様
駐車場と看板の改修工事
駐車場と看板の改修工事

駐車場を利用される際に、縁石に擦ったり車の切り返しが難しかったりなどの問題があったため、縁先を取り除き車止めの位置も変更。運転が苦手な方でも出入りがしやすいように改善しました。
経年劣化で色あせてしまった看板も総入れ替え。視認性をより高めるために色味や大きさなど細かく調整しながらデザイン、施工。ブランドイメージを保ったまま、綺麗で見やすい看板に生まれ変わりました。

待合室
待合室

患者様がより快適に滞在できる空間を目指し、待合室をリフォームしました。座席の高さを調整し、立ち座りが楽にできる仕様に改善しています。床材を明るい白に張り替え、LED照明を増設して、全体を清潔感あふれる明るい空間に仕上げました。また、トイレ入り口はスライドドアに、下駄箱も全体の改装後のイメージに合わせて変更しています。

受付カウンター
受付カウンター

使用頻度が高く劣化していた木製の受付カウンターは、美観を守るため耐久性に優れたリアテックシートに張り替えました。また、壁面を明るい白で塗り直し、窓にはバーチカルブラインドを導入して、適度に光を取り入れながらスタイリッシュで全体が明るい空間になるように設計しました。

診察室
診察室

診療台の上にあるLED照明を調光可能なタイプに変更して、診察内容に応じて照明の明るさを調整できるよう提案し、快適で機能的な診療空間になるように配慮しました。他の照明の位置も患者さんの動線に合わせて付け替えて部屋全体が明るくなるように調整しています。
その他、スタッフ控え室の畳の張り替えや収納棚の扉の補修も行い、待合室と同様に診察室の壁や天井を白く塗り直して床材を張り替え、職場環境の改善を考慮して施工しています。

診察室の増設事例|はるた呼吸器クリニック様

はるた呼吸器クリニック様

広島市中区でぜんそくやアレルギーなどの診療をされている、はるた呼吸器クリニック様。新たな診察室を儲けるために既存の壁を壊し、各種設備(スイッチ移設・換気扇移設・クロスと床の張り替え・照明追加・戸棚追加)の施工工事を行いました。

トイレのリフォーム事例|ステップゴルフプラス観音新町店様

ステップゴルフプラス観音新町店様

ステップゴルフプラス観音新町店様の店内トイレの全改修をご依頼頂きました。
古くなった便器は節水仕様のトイレに交換し、小便器も撤去。さらにライトはLEDに変えてより明るく、手合いボウルも水跳ねしにくい大型のものに変更しました。コストカットのためパーテーションや入口ドアはそのまま使用しつつ、ダイノックフィルムで明るい印象にイメージチェンジしています。

店舗改装・リフォームのメリット

店舗を改装すると耐久性が向上し、営業を継続できる期間が延びます。 さらに、老朽化した設備を交換し、エネルギー効率の高い機器を導入して省エネ対策を行うと、光熱費などのコストを削減できます。また、同業種の居抜き物件を活用したリフォームであれば、内装施工にかかる時間と費用を大幅に抑えて、効率的に改修できます。

1.入りたくなる・通いたくなる空間にできる

内装を店舗の商品やサービスに合わせてリニューアルすると、顧客にブランドイメージが伝わりやすくなり、魅力的な空間を演出できます。例えば、エントランスのドアの交換や外壁の塗装だけでも、イメージが変わります。また、「非日常的な癒しの空間」や「大人の上質な空間」など、思い切ったテーマ変更により、新たな顧客層の獲得や集客アップにもつながるでしょう。

改装中の店舗は、近くを通る人々の興味を引きつけ、リニューアルオープンの告知の際にも新しい顧客層を呼び込むきっかけになります。周辺の店舗の中でも、「新しくきれいな店舗」として認識され、競合店との差別化を図れるでしょう。

このように、新しくて話題の「入りたくなる・通いたくなる店舗」に生まれ変わる可能性を期待できるのも、店舗改装・リフォームのメリットです。

2.動きやすく働きやすいレイアウトになる

動線の見直しにより店内の移動効率が向上すれば、従業員の作業時間を短縮できます。ほんの数mでも動線が改善すれば、年間で考えると回転率に差が出るでしょう。また、自動精算機やデジタル管理を導入して業務を効率化すると、作業がスムーズになり、スタッフの負担を軽減できます。

3.客単価の向上

高級感を意識した内装にグレードアップするなら、サービスや商品の価値がより際立ち、価格設定を上げやすくなります。老朽化した店舗より、高級感がある綺麗な店舗の方が料金が多少高いとしても納得感があるでしょう。

快適なソファや落ち着いた照明などの工夫によって居心地が良くなると、滞在時間が長くなって客単価の向上も期待できます。結果的にお客様の満足につながるなら成功です。

反対に、満席が続いても回転率が低いために売上が伸び悩んでいる場合は、テイクアウト専用カウンターを設けたり、カウンター席を増やしたりして、回転率を改善するのも効果的です。これにより、売上の底上げも期待できるでしょう。

4.同業態の居抜き物件リフォームで初期コストを削減

飲食店の店舗リフォームでは、工事費用のうち約2~4割が厨房の施工費用にかかります。同業態の居抜き物件を選んでリフォームすると、既存の設備などを活用して初期コストを大幅に削減できます。

ただし、注意点として、物件の立地や退去理由を十分に調査する必要があるでしょう。例えば、前の店舗が立地の悪さを理由に閉店した場合、同じ問題に直面する可能性があります。

5.古い設備の交換で快適さと清掃性が向上

店舗の改装を検討する頃には、機器や設備もメンテナンスの時期を迎えていて、交換が必要な場合が多いです。清掃しやすい素材や設計を取り入れるなら、そうしなかった場合よりメンテナンスの手間を軽減して寿命を延ばし、故障を防ぎやすくなります。

例えば、拭き掃除が簡単なメラミン化粧板やタイルを使うなどして、清掃性を向上できます。特に、頻繁に清掃が必要な飲食店に関しては、メンテナンス性を重視しながら店舗のリフォームを計画し、専門家の意見を取り入れるなら、清掃の負担を軽減できるでしょう。

清掃性を重視したトイレリフォーム

「デザイン性」も大切ですが、清潔さは店を選ぶうえで重要なポイントですから、特に女性客が多い店舗は清掃性を重視したトイレリフォームを検討しましょう。清潔感のあるトイレは、来店客の印象を大きく左右します。

実際に、「水回り」のリフォームの中では、特にトイレが注目されています。後回しになりがちなスペースですが、トイレは清潔感が求められる設備であり、人気のある店舗はトイレまで気を配っているケースが多いのです。

トイレのリフォームでインバウンド対策?

2024年は訪日観光客数が過去最高を記録しており、外国人観光客を意識したインバウンド対策の重要性が高まっています。2024年9月の訪日外国人は2,872,200人にのぼり、8カ月連続で前年同月を上回る最多記録を更新しました。9月までの累計は26,880,200人に達し、早くも前年の年間累計25,066,350人を超えています。

外国人観光客は洋式トイレを好む

和式トイレは外国人観光客に馴染みがないため、訪日外国人から「洋式トイレの方が使いやすい」という声が挙がっています。ですから、洋式トイレへのリフォームは効果的なインバウンド対策の一環といえます。特に、観光地や外国人客が多い店舗では、洋式トイレへの改装を検討することで、より多くの来店客に快適な利用環境を提供できるでしょう。

トイレの清潔さの重要性

日本へ訪れた10代〜60代の外国人旅行者150名に対して、TOTOが名前を伏せて2018年に実施したアンケート調査によって、トイレの清潔さがいかに重要かが浮き彫りになりました。日本の観光地や周辺施設が「どのように整備されていないと訪れにくくなりますか?」という問いに対して、最も多かったのは「トイレが薄暗く、臭い」という回答でした。

逆に、「どのように整備されていると、また訪れやすくなりますか?」と尋ねたところ、2番目に多い45.3%の方が、「トイレが明るく臭くないこと」と回答しています。(複数回答)(公衆無線LANの整備:52.7%)

トイレの清潔さの重要性
清掃性を重視したトイレは清潔さを保ちやすい

「公衆トイレが整備され、清掃が行き届いているとどう思いますか?」という問いには、73.3%の方が「観光地のイメージが良くなる」と回答しました。(複数回答)

また、「トイレの清掃が行き届いていると、トイレをきれいに使おうと思いますか?」という問いには、合計82%の訪日外国人が「そう思う」と答えています。(「そう思う」:69%・「どちらかといえばそう思う」:13%)

訪日外国人だけに限らず、利用者の心理として「きれいなトイレは汚さないようにしよう」と思います。清掃性を重視したトイレリフォームをすれば清潔さを保ちやすく、スタッフの清掃も楽になるでしょう。

【TOTO 訪日外国人旅行者アンケート調査】
調査時期:2018年7月
調査方法:京都市内での街頭調査
調査対象:10代〜60代の訪日外国人:150名(男性71名/女性79名)
出身地域:東アジア・東南アジア・欧米豪から各地域50名
TOTO 訪日外国人旅行者アンケート調査 2018年7月より抜粋

店舗リフォームの重要な注意点

店舗リフォームを成功させるためには、事前の計画や法令遵守、予算の確保など、さまざまなポイントに注意を払う必要があります。以下に、店舗リフォームを検討する際に押さえておきたい重要な6つの注意点をご紹介します。

店舗リフォームの重要な注意点

1.基本的に店舗リフォームで住宅ローンは利用不可
2.工事中の従業員に対する補償対応と近隣住民への配慮
3.工期延長のリスク
4.「内装制限」に注意
5.看板とメニュー表示は見やすさを重視
6.子供や家族連れにも優しい空間に

1.基本的に店舗リフォームで住宅ローンは利用不可

店舗リフォームを行う際、一般的に住宅ローンを利用するのは困難です。無担保で利用できるリフォームローンも住宅向けが主流のため、店舗リフォームには対応していないケースがほとんどです。

そのため、資金を調達するには、まず事業融資を申し込むのが基本です。しかし、店舗リフォームでは金融機関からのローンが通らないケースが多く、結局は自己資金を貯めて現金で支払うのが一般的な方法とされています。計画的に資金を準備することが大切です。

内装工事の費用まで準備できているなら、コストの大きな部分を占める厨房設備についてはリース契約にするという方法もあります。リースを利用することで初期費用を抑えることができ、手元資金の負担を軽減できます。

公的融資やリース契約の活用

自己資金だけでは不十分な場合、日本政策金融公庫自治体が提供する融資制度を利用する方法もあります。ただし、これらの公的融資を受けるには、事業計画を作成し審査をクリアする必要があります。

資金調達の方法として、ビジネスクレジットを活用する手段も検討できます。また、店舗リフォームに詳しいリフォーム会社に相談してみるのもいいでしょう。

2.工事中の従業員に対する補償対応と近隣住民への配慮

店舗リフォームを行う際には、工事の期間や内容について従業員や近隣住民にあらかじめ知らせておくことが大切です。特に工事のために店舗を一時休業する場合、スタッフにはスケジュールを早めに共有してあげましょう。

また、工事中には騒音や振動、粉塵などが発生する可能性があります。近隣の店舗や住民に対しても工事の内容や期間を説明し、トラブルを未然に防ぐ努力が必要です。リフォーム中の対応は、店舗の信頼やイメージに大きく影響するため、細やかなコミュニケーションを心がけましょう。

休業補償の適切な支払い

店舗の改装期間は数カ月に及ぶ場合があり、スタッフへの休業補償が必要です。労働基準法第26条では、「使用者の責めに帰すべき事由による休業」の際には平均賃金の60%以上の支払いが義務付けられています。これは正社員だけでなく、パートやアルバイトにも適用されます。

リフォーム費用に加えて、従業員の休業補償も予算に含めておきましょう。もっと立地が良くて条件がそろっている物件が近くにあるのであれば、従業員の人数や工事期間によっては、移転した方がよい場合もあるでしょう。

3.工期延長のリスク

店舗リフォームでは、人手不足・資材不足・天候の悪化など、予期せぬ理由で工事期間が延びる場合があります。特に飲食店のように設備が多い業態では、工期が長くなりやすいです。

収入が得られない期間が延びる可能性を考慮して、余裕のあるスケジュールで工事期間中の生活費や給与補償を確保すると安心です。

4.「内装制限」に注意

建築基準法に基づく規制

店舗のリフォームでは、建築基準法が定める「内装制限」に違反しないよう注意する必要があります。内装制限とは、火災による被害を最小限に抑えるために壁や天井に燃えにくい素材:「防火材料」を使用するよう求める規制です。

防火材料は、火災による熱が加えられた場合に、一般の建築材料よりも発火が遅く、火災被害を抑える目的や、防火対策に用いられています。建材の防火性能によって発火が遅いものから、不燃材料・準不燃材料・難燃材料の3つに分類されます。

<不燃材料等に必要な性能に関する技術的基準>
通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後次の表に掲げる時間、表に掲げる要件を満たしていること。

材料の種類 時間 要件
不燃材料(令第108条の2) 20分間 ・燃焼しないこと
・防火上有害な損傷を生じないこと
・避難上有害な煙又はガスを発生しないこと
準不燃材料(令第1条) 10分間
難燃材料(令第1条) 5分間

例えば、1.2m以上の高さの壁や天井には、難燃以上の「防火材料」を使うよう義務付けられています。内装制限の対象になるかどうかや規制の内容は、建物の用途や規模、構造などによっても異なり、違反すると罰則や再工事を求められるため、リフォームの計画段階で確認しておくことが重要です。この点は、法令に通じている業者を選べば問題になることはないでしょう。

消防法に基づく規制

消防法でも火災予防や消火を目的として、内装制限や設備の設置に関するルールが細かく定められています。排煙設備や消火器具、避難経路の確保などが必須となり、事前に消防署への届出が必要です。これらの規制に違反すると再工事を求められ、工期が延びるうえに余計な費用がかかってしまいます。
消防法でも、内装制限や設備の設置に関するルールが細かく定められています。排煙設備や消火器具、避難経路の確保などが必須となるため、事前に消防署への届出が必要です。これらの規制を守ることで、法令違反による余計な費用や工期の遅延を防ぎ、安全な店舗づくりが実現できます。

地域ごとのデザイン規制

また、店舗の外観デザインについては「景観法」に基づく規制もあります。地域ごとの景観計画に基づいて、建物や看板のデザインが制限される場合があります。例えば、広島市では独自の景観計画が定められており、これに沿った設計が求められています。詳細は該当する自治体の公式ホームページを確認しましょう。

法令遵守が安心のカギ

店舗リフォームを行う際には、建築基準法、消防法、景観法など複数の法律を守る必要があります。法令を守るのは単にトラブルを防ぐだけでなく、お客様やスタッフ、店舗の安全を守るためにも欠かせません。法令を守って安全な店舗づくりを行いましょう。

店舗リフォームで成功するための業者選びのコツ

リフォームの成功は業者選びにかかっています。法規制を熟知した業者に依頼するなら、スムーズにリフォームを進められます。自社施工が可能な業者を選べば、中間マージンを抑えてコストパフォーマンスに優れた工事になるでしょう。施工実績が豊富で信頼できる業者を見極め、理想の店舗リフォームを実現しましょう。

5.看板とメニュー表示は見やすさを重視

看板やメニューが見やすい位置に配置されていると、初めて訪れるお客様にもわかりやすく、気軽に入店しやすくなります。シンプルで読みやすいデザインを心がけ、視認性を高めましょう。

ファサードデザインを工夫して店舗の印象を一新!

店舗の「顔」となるファサード(建物の正面部分)は、第一印象を左右する重要な要素です。ファサード看板をライトアップすると夜間の視認性が向上しますし、デザインを変更するだけでも、店舗の雰囲気やブランドイメージを一新できます。

6.子供や家族連れにも優しい空間に

家族連れのお客様が安心して過ごせるように、キッズスペースやゆったりした席の配置、子供にも優しいトイレの工夫を施すと、家族連れのリピーターを獲得しやすくなります。

バリアフリー対応で幅広いお客様に優しい店舗づくり

店舗リフォームにおいて、高齢化社会の進行や子育て中の家族など、多様なニーズを持つお客様がいる中、車いすやベビーカーを使用するためにバリアフリー対応は重要な要素です。現代ではすべてのお客様に利便性や安心感を提供できる、誰もが利用しやすい店舗づくりが求められています。バリアフリー対応の具体的なポイントとしては、以下の点が挙げられます。

  • 段差をなくす:店舗入口や店内の移動経路に段差を設けないことで、車椅子やベビーカーの利用者も安心して訪れられます。
  • 手すりやスロープの設置:高齢者や身体の不自由な方への配慮として、各所に手すりを設けたり、傾斜の緩やかなスロープを設置するのが効果的です。
  • 広めの通路設計:90cm以上の幅を確保するなら、車椅子利用者がスムーズに曲がれます。
  • バリアフリートイレの導入:多目的トイレの設置は、幅広い層のお客様が快適に過ごせる店舗づくりに繋がります。

これらは、食事やショッピングを快適に楽しむために多くの人が重要視するポイントです。幾つかの要素を組み合わせるなら、お客様が心地よく過ごせる空間が生まれ、顧客満足度とリピート率の向上につながるでしょう。店舗リフォームの際には、これらのヒントを参考に、訪れるお客様にとって快適で特別な体験を提供する空間づくりを目指しましょう。

店舗設計・内装工事・リフォームのご依頼はSAディールへ

私たちSAディールが大切にしているテーマは、「店舗の成功をデザインする」ことです。ただ店舗をリフォームするだけでは、お客様を惹きつけることはできません。私たちは、ターゲットとなるお客様が入りたくなるような店舗を設計し、居心地がよくて「また来たい」と感じるような空間づくりを心掛けています。

弊社は広島エリアを拠点に、飲食店やクリニック、幅広い業種の店舗リフォームや設計、内装工事をトータルでサポートしてきました。開店準備も含めて、ブランドイメージをしっかりと反映させた店舗づくりをお手伝いします。

ヒアリングから完成までをワンストップで対応するため、複数の業者と打ち合わせをする煩わしさがありません。また、修理や追加の改装など、リフォームに関するあらゆるご相談にも迅速に対応いたします。店舗づくりに関することなら、どうぞお気軽にSAディールにご相談ください。

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